教育および保育の考え方
自然がすべて教えてくれる。
子どもの発達に沿った教育
子どもの発達で、一番大切な乳幼児期は脳の発達が著しく、その時期にいろいろな体験や大人からの働きかけが重要になってきます。
初めての社会生活であるこども園での生活。お子様ひとり一人に寄り添い個々との基地となるべく園生活を心がけております。
幼児期の質の高い教育が小・中・高校へと大きく成長していくための大切な栄養素となってくれるという思いから、当園では日々の教育時間に専門講師による質の高い各種特別教室の実施、自園給食の提供を行っております。
様々な経験を通し、お子様の健やかな成長を保護者の皆様と共にお手伝いしていきたいと考えております。
教育方針
・自然豊かな、ロケーションの中で運動能力や、社会性を育てます。
・ひとりひとりの心を受け止めることにより、自分の気持ちをしっかり表現できるようコミュニケーションの確立に努めます。
・遊びを中心とした生活を通して、ひとりひとりに応じた総合教育を基本とします。
教育・保育目標
・みんなと仲良くすごせる子ども
・みんなと楽しくお話ができる子ども
・自分のことは自分で出来る子ども
・何ごとにも興味を持って取り組む子ども
教育および保育の特徴
特別教育(歌・ピアノ・三色色絵画・体操・英語・表現・サッカー・スイミング・茶道・書道・森のようちえん・乗馬)
各学年、カリキュラムの中に特別教室を組み込み、各分野の専門講師による教育の充実を図り、質の高い教育を体験しています。
歌の教室(全クラス)・ピアノ(年長・年中組)
年長は発表会でピアノ独奏を行います。 5本の指の発達ができ 鉛筆が持てることも証明しています。
講師:渡辺 裕美子 先生
三原色絵画教室(年長・年中)
描くものを良く見てさわって赤・青・黄・白色の絵の具で色を 作り描く絵画教室です。 ものをよく見て、 その生物の成り立ち より色を染めていくのでデッサンできない子も誰でも絵を描く ことができます。
講師:関志路 光恵 先生
体操教室(全クラス)
体全体を使うことで幼児の基本である発達機能の促進を図りま
す集団活動の楽しさを学びます。
講師:齊藤 英美 先生
サッカー教室(年長・年中)
心身、 特に神経系の発育発達がめざましい幼児期に、 サッカー をしてルールを理解し体を動かすことの爽快さや楽しさを体感します。
講師:高木 喬先生
スイミング教室(全クラス)
JSSスイミングスクールで水に慣れ親しみ、 泳ぐ楽しさを体験します。
講師:JSSスイミングコーチ
英語教室(全クラス)
国際人の基礎を育てるため、英語の歌、ゲームなどを通し、生きた英語を楽しく学びます。
表現遊び教室(全クラス)
表現遊びを通して心や体が開放され、 自分を表現することができるようになり、言葉遊びを通して、美しい日本語、正しいア クセントを学び、想像力・集中力・豊かな心を培います。
講師:森 絵留 先生、緑川cocoro 先生
茶道教室(全クラス)
日本の伝統文化にふれ、初歩的なお茶の作法を身につけ、思いやりの心や、季節を感じお茶をいただくという茶道の心を育てます。
講師:安島 喜久枝 先生
森のようちえん(年長・年中)
豊かな人間形成のための自然体験活動です。活動を通し主体性、自発性、社会性を養い、何事も興味を持つ子どもを育てます。 そして感覚のアンテナを広げます。
講師:鈴木 信一 先生、鈴木 晴美 先生
乗馬(全クラス)
馬に乗ることで他者との接し方などを学んだり、達成感を得ることで挑戦する意欲を高めていきます。
講師:ヘレナ国際乗馬倶楽部 様
絵本図書の充実
絵本は心を豊かにし、考える力を養ってくれます。貸出絵本は子ども達に読書の習慣がつくのと共にすべての知的能力の基礎となります。また、整理整頓の習慣が身につきます。子どもたちはこの日を心待ちにし、読みたい本を選んでいます。
※毎週水曜日に2冊選んで持ち帰ります。
心理学を基本とした子どもの育ち
本園では、1歳から6歳までの一体的な幼児教育・幼児保育を行っています。
1歳6ヵ月〜2歳未満児
1対1の信頼関係・手に触れるもの目に見えるものに興味を持つ
自我が芽生えはじめ「何でも自分でやりたい!」「挑戦したい!」という気持ちが強くなってきます。でも、思うようにいかなくて、だだをこねることもあります。
自分の気持ちを素直に表現できるようになった「成長の証」と捉え、食事・排泄等あらゆる場面で、お子さまの気持ちを受け止め、育んでいきます。
2歳児
自分と他人の違いに気づく、イヤイヤ期
基本的な全身の運動機能や指先の機能が発達し、生活習慣の自立が始まります。自分の意思や要求も言葉で表出できるようになり、周りの人とかかわるようになってきます。
「自分でやる!」といった自己主張が強くなる一方で、大人に甘えたい気持ちを何度も行き来しながら自立に向かう時期。お子様の思いを理解し、援助します。
3歳児
自我の芽生え:自己中心の世界・反抗期
園生活の中で友だちの存在に気づき、保育教諭を介して一緒に遊ぶ楽しさを感じ始めます。まだ、うまく言葉で表現できず、気持ちを行動に表せない時期です。
その思いを優しく受け止めながら、お子様の居場所をつくり、子ども同士でかかわれるよう導きます。
4歳児
自己表現:簡単な言葉を使い、友だちと遊べる
周りの人の存在を意識できるようになり、友だちと一緒に行動する喜びを見い出す反面、いざこざや葛藤に悩むときもあります。それらを通して、我慢する・譲る・順番を待つ等の気持ちを育て、仲間とのかかわりを楽しめるようにします。
5歳児
友だちとのかかわりを楽しむ、ゲーム・クラス活動を楽しめる
ひとつの目標に向かって数人で活動するようになり、互いに自分のやらなければならないことやきまりを守る必要性が分かってきます。
社会性が育ち、互いに気持ちを調整し、協力し合うようになります。
小さい子を思いやる気持ちも育ってきます。年長児としての自覚と誇りを身につけ、個々が「自ら進んで」「自信をもって行動できる」よう寄り添います。
食育・歯科指導
年間計画に基づき、幅広い経験を得させます。
年間を通じ、歯科衛生士さん、管理栄養士さんによる食育・歯科指導を行い、自分の健康に気をつける基礎を育てます。年2回、子どもたちが収穫した野菜やお米でクッキングをしま す。
食育教育
毎日の生活の中で手洗い、うがいの励行を週間としています。
歯科指導
「食べたら磨く」の習慣づけのために食後の歯磨きは担任とともに行います。※歯磨きはフッ化物含チェック・アップフォームBa、食後のうがいは、フッ化物配合歯磨剤ミラノールを使用。
※福島県医師会主催の「よい歯の幼稚園」を毎年受賞。今年は努力賞を受賞しました。